*空野のメンドシーノ便り [#of49e623]
#contents
**vol.2:平成19年 1月号より [#bd1836a0]
#ref(./4_3.jpg,right,around);

メンドシーノの冬はとにかく雨なのだけど、高校生は傘を使わない。おかげで校内は、びしょびしょで床が滑る。体もびしょぬれなのにハグはする。風が強くて傘は役立たないのですね。それでも私は全身びしょぬれよりいいでしょと、雨に抵抗しています。
美麻は毎年ホワイトクリスマスだけど、ここはまるでグレークリスマス。なんだか暗いけど、アメリカのクリスマスはやはり日本より盛大なもの。みんな競うかのように家を装飾して、夜街に出るときらきらと目に眩しいくらいきれい。もちろん我が家でもツリーの飾りつけやパーティーの準備で大忙し。
みなさん、ほとんどの家庭のクリスマスツリーはプラスティックではないのですよ!毎年新しい本物の木を購入するのです。
お店の前に新鮮に切られたツリーが並べて売られているのです。凄く驚いた。使い捨て!ツリーが!当日まで水やりや世話は欠かせない。我が家のツリーは約3.5m。飾りつけは時間がかかったけど楽しい作業だった。高校にもツリーがあることが素晴らしい。ここに来てもう4ヶ月。英語上手になったと言われるけれど自覚できず焦る。そん
な時友達が「空野は凄く頑張ってると思う。肩の力抜いて楽にすればもっと楽しくやれるさ」ってメールくれた。頑張りはむしろ足りてないと思う。でも焦らないでいこう、ちょっとだけ力抜いてみようと思った。焦らずいきましょう。仕事にしても受験にしても恋にしても、じっくり考えて、ゆっくり進むって大切だと思うから。なんて。とりあえずみなさん、メリークリスマス&明けましておめでとう!!美麻人の2007年が幸せな年となりますように。

**vol.1:平成18年11月号より [#ad453bfc]
美麻の皆さん、こんにちは。
「英語を身近に触れて話せるように」「日本では出来ない沢山の経験を」と意気込んできたものの、英語の単語の多さと発音の難しさに苦しむ毎日で電子辞書が必需品。1日に知らない単語が何個出てくることか。
この間はホームステイ先の小学生に、『WOOD』の発音で爆笑されました。通っている学校は、60人の生徒と3人の教師という小ささで、コミュニティースクールと呼ばれる、その名の通りコミュニティー(交流)を大切にする、少し変わった(随分?)学校です。生徒の一人ひとりが個性的で、ホールはいつもお祭り騒ぎ。先生もそれを咎めないから、アメリカってやはり凄いです。
家や学校で見付ける、沢山の発見。ごみ処理車が日本よりもハイテク。抱き合う事は軽い挨拶。学校にドレス着て、ハイヒールはいて。16歳以上は車の免許が取れるから、高校生も学校に車で通う。授業には、写真やフリスビー、カヌーなんかもある。先生が黒板に書く事を写すだけではなくて、生徒が話し合いながら授業を進めていく。ここでも男の子の間では腰パンがはやっている。などなど。発見しては、驚いて、感心して。
英語をぺらぺら話すにはまだほど遠いけど、貴重な日々を、沢山笑って過ごしたいと思います。

中央が空野・ハロウィンにて