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合併後の山村留学
18年の1月に「美麻村」は大町市の一部になりました。
けれども合併の協議の中で山村留学は継続することになっていましたから大きな変化はありません。
大町市に合併したので、大町市が補助金を支出して「八坂美麻山村留学推進協議会(以下山留協)」を創りました。八坂学園・美麻学園の行政側との窓口になっています。
「育てる会」が、美麻学園の運営を募集も含めて行いますが、育てる会の支援(特に財政)と里親(農家)の支援やその他の調整を大町市教育委員会美麻教育課と山留協が行います。
今年(平成18年)の山村留学
平成 | 人 | 男 | 女 | (全)小3 | (全)小4 | (全)小5 | (全)小6 | (全)中1 | (全)中2 | (全)中3 | 農家数 |
18 | 11 | 8 | 3 | (10) 1 | (17) 3 | (15) 1 | (21) 1 | (19) 4 | (18) 1 | 4 |
農家紹介
藤の「しもう」
「年金農業」の父さんと母さんが「小3人、中1人」と生活しています。
北アルプスの爺が岳から白馬3山までに正対する風景が自慢で、ちょっとした山小屋風です。子供達の部屋は寝たままアルプスが見えます。
平成7年から(途中1年休み)の農家で40人超の学園生を送り出し、経験豊富ですから、子供の性質等の把握は早いです。ちょっと「ごまかそう!」と思っても無理ですから、子供は「厳しい!」と思っているようですが、何でも信頼して甘えれば「基本的にはやさしい」農家です。
岳山に吹く風は!で情報発信中
新行の「やまく」
「そばどころ新行」で民宿の経験がある豪快(失礼!)な母さんを若(?)夫婦が手伝い、小2人、中1人の女の子が暮らします。
客商売をした経験から、人を「瞬時に見抜き」ます。トラブルにもうろたえませんし、農家の事故時はピンチヒッターにもなります。
山留農家は平成3年にはじめましたが、父さんの病気・死亡で休んで、平成15年に復活しました。
そばうち名人(商売可能)で、郷土食をスマートに提供出来ます。
湯の海の「いけばた」
美麻で一番「農業に熱心」な父さんと母さん、30歳代の息子と中2人が暮らします。
平成15年にはじめました。なんといっても農業を進んで手伝う子供が可愛がられます。美麻小中学校の校章は父さんのデザインです。
父さんは「人生を篤く語り」ます。
境の宮の「あたらしや」
小川村との境で、消防団大幹部の父さん、母さん、息子2人に高1の女の子、郷土食西山流のばあちゃんと中2人が暮らします。
今年初めての農家ですが、子育ての現役ですから不安はありません。境の宮地区は「濃密な近所づきあい」が特色です。
豪華な単車、大きな犬、子供が喜びそうなものが沢山あります。
なんといっても、「限りなく明るくやさしい母さん」が売りです。