麻サミット２００９開催 
地域の方から資料が続々と!! 
サミットから一夜明けたとたん、地域の方から次々と情報や資料の提供がされています。
こちらは、昨日の麻かき体験を見た方から寄せられたもの。
作業の方法が美麻で行われていたものと違っていたのを見るに見かねて自宅から当時使った道具を持ってきてくれました。
やはり、板はホウノキが使われていたようです。
この他にも使用可能な横釜があるから見に来てなど、麻文化伝承に向けた人や物が徐々に集まり始めています。
麻サミット開催！
麻サミットが開催しました。今回のテーマは『学びと麻』。昨年の美麻小中学校での麻糸づくり体験を発展させ、麻をテーマとした学習活動の事例発表を通じて、美麻の麻文化を後世に伝承していく取り組みをスタートさせようということで企画されました。
今回の目玉は、
6月に視察に行った栃木の麻農家さんから送っていただいた麻（トチギシロ）を使って美麻での麻かき作業の復元を通じて麻について学んでもらおうというもの。
何十年ぶりの作業に、釜の据え方、薪のたき方など記憶をたどりながら手探りのなか準備は進められました。
途中、枝豆をゆでたり、釜をスキーの先端を曲げるのに使ったとスキーを持ってきたり、麻がゆであがる頃には、大勢の人が集まってきました。
会場では、全国から集まった『学びと麻』
の事例発表が行われました。
�，�隣、鬼無里小学校の畳糸復元の事例発表
��栃木から来ていただいた栃木農業高校の皆さん
�Ｋ磴箸楼磴い泙垢�、バナナ繊維の活用の話をしてくれた多摩美術大学の柏木先生
�な‥膰�昭和村から来ていただいたからむし織りの織姫齊藤さん
と興味深いお話がたくさん聞けました。
特別講演は、徳島県から来ていただいた林先生
日本の国の成立に関係する麻の話。日本各地に麻を伝えた阿波忌部（あわいんべ）族について、長野県では初めての講演をしていただきました。
現在の徳島県吉野川市（合併前の麻植郡：美し村《うましさと》連邦の仲間だったの美郷村の近く）の話ということでもつながりを感じた。
講演の中で、伝統文化の継承としては、大麻は「たいま」ではなく「おおあさ」あるいは「おおぬさ」という表現が大切と言われていたことに納得。
会場では麻かき体験
地域のお年寄りを講師に迎えての40年ぶりになろうかという麻かき作業。
体験には大勢の人たちが参加しました。
今回の発見！よく見ると講師の先生方は用意された台を反対に使っているではありませんか？
その理由は、先日先進地視察研修に行った鬼無里でも感じられたのですが、重ねる板の枚数が少なくてしなわないため、台を反対に使って板をしならせるように使っていました。麻かきの仕方に生産されていた麻の品質が大きく関わっていたことが関係したのは確かなようです。
- 『台を反対に使った』ではなく『使わなかった』か、せめて『本来のおかき板の基礎に使った』の方が正しいと思います。
こちらを
すでに去年がおかしかったのだが、関係者の指摘がなかったのでしょうか？ -- takeyama 2009-10-26 (月) 00:14:05
美麻地域づくり会議では、昨年の美麻の宝 発見・伝に続き、麻文化の保存継承を目的とした麻サミット２００９『学びと麻』を開催します。
日時：平成21年10月24日（土）13:30〜17:30
場所：道の駅ぽかぽかランド美麻
詳しくはこちら
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