Top > 美麻wikiに関する研修会
美麻WIKIに関する研修会
6月12日
豊中市岡町図書館にて
(参加)豊中市・池田市・吹田市・箕面市の図書館を中心とする情報関連関係者、および、市民団体、研究機関など
(講演内容)
1)美麻WIKIという発想にいたるまで
・美麻の紹介
・合併をきっかけに、地域が生き残るために考えたこと、住民自治の発想
・合併後の地域づくりの現状
・地域づくりのための地域情報交流
・HPを検討する中で美麻WIKIに至った理由
2)美麻WIKIとは
・WIKIのデメリットとメリット
・美麻WIKIの活用状況
・GIS地図の活用
・住民と行政のかかわり方
・運営とサポートの実態
3)美麻WIKIの問題点と今後の可能性
・美麻WIKIの現状と課題
・今後の方向性
・WIKIは地域同士、地域と地域支援者を結びつける交流のツール
- 何かご意見ありますか? -- sizuka 2008-06-12 (木) 16:21:42
- 遅くなりましたが、まだやってますか?
どんなお話がされているか教えてください。 -- おおつか 2008-06-12 (木) 18:11:14 - せっかくなので、このページに報告などしていただければ -- さとう 2008-06-13 (金) 15:35:24
- 関心がもたれたこと・・・
・セキュリティーへの心配
・行政がかかわる上でのトラブル回避
・立ち上げの際にどう市民に関心を持ってもらい参加してもらうか
・行政が住民の活動にどうかかわっているのか
・匿名で参加できることへの不安と逆にその可能性 -- sizuka 2008-06-15 (日) 01:19:01 - 研究会に参加された方からのコメントがほしいですよね。 -- sizuka 2008-06-15 (日) 21:03:57
- やはり、セキュリティというか、書きこまれてなにかトラブルが起こるのが心配… というのが一番大きいのでしょうね。
掲示板やブログとかを行政がやるのと、あまりかわらないと思うのですが、Wikiではなくそういったものでも、行政が導入するには敷居が高いのかな? -- さとう 2008-06-16 (月) 10:33:02 - 100%行政でと考えては無理でしょうね。難しく考えれば考えるほど導入に踏み切れなくなると思います。
市民の運営するサイトに行政として可能な参加方法を考えた方が早いというのが実感ですね。 -- おおつか 2008-06-16 (月) 19:43:27 - なるほど。
実際にそれほどトラブルが起こらないとしても、なにかあったときにどこが最終的に責任を持つか、というところが一番の導入障壁になるんでしょうね。
となると、おおつかさんの言うように、主催者は市民で、それにお金や情報提供で支援、という形が一番やりやすいのかな? -- さとう 2008-06-17 (火) 09:46:19 - 投稿者の匿名性への懸念と期待の話も出ましたが、やはり匿名性があるからこそ気軽に投稿があって情報が集まるという面は大いにありますよね。間違いはだれかが修正すればいい。 -- sizuka 2008-06-18 (水) 00:18:49
- 今回は、みなさん、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。本当に助かりましたし、勉強にもなりました。
サイトを実現するためには、「主催者は市民で、それにお金や情報提供で支援、という形が一番」しかないと思うのですが、なかなかこれが難しい現状もあります。まずは、実験的なサイトを立ち上げて、それを地域全体に広げていければと思っています。 -- とよ? 2008-06-19 (木) 09:00:40 - クローズドな、たとえば部内Wikiですとか、社内Wikiですとかを立ち上げて、そこで情報共有を図るツールとして使えると、なにかと良いと思います。
うまく盛り上がれば、組織内のコミュニケーションを図ったり情報共有、蓄積ができますし、そこでコミュニティの維持管理のノウハウが得られると思います。
実際、自分も仕事の部内用情報共有ツールとして数年使い、それでこれは良いなと思って、美麻のときに提案させていただいたので。 -- さとう 2008-06-19 (木) 11:16:49 - 先日の研究会に参加させていただいて一番感じたことは、情報を通じて交流することがどういうことなのかということを、参加された行政の方の多くに実感がないのではと思いました。だから、とにかく使ってみる、参加してみるということが必要だと思います。そして、情報交流はWIKI上だけのものではなく、リアルに出会って交換し合うことも同時に必要だと思います。 -- sizuka 2008-06-19 (木) 22:30:01
- そうですね、とにかく使ってみる、参加してみることだと思います。その中から新しいコミュニケーションやつながりが生まれますし。研究会を通じて、行政職員の意識も変えていきたいと思います。(変わらないとだめですし。)また、職員以上に地域の皆さんが興味や関心を持っていただいています。そのような皆さんとお話しするのは、本当に楽しいですし心強いです。 -- とよ? 2008-06-20 (金) 16:40:47
- 先日、研究会に参加させていただいた者です。
その節は、大変勉強になるお話をいただきまして、本当にありがとうございました。
一住民の立場から考えて、「自治」というものを考えたとき、これを支援する役割が行政の本来の姿であるように思います。
そうすると、上にあります「、「主催者は市民で、それにお金や情報提供で支援、という形が一番」しかないと思うのですが、なかなかこれが難しい現状もあります」というコメントについては、「なぜかな?」と考えてしまいます。「変わらなければ」ともコメントされていますので、今後に期待したいですね。 -- キース? 2008-06-24 (火) 13:24:52 - どういう基準で支援先を決めていくのか?というのが難しいとか想像してみました。
実際のところ、どういった点が問題として大きいのでしょうね。
そういう、担当者だと当然わかってることも、知らない人から見るとなんで?ということ、理由がわかると結構「ああなるほど、じゃあどうしようもないなあ…」となることも多いと思うんですよね。 -- さとう 2008-06-25 (水) 13:16:01 - 期待される支援がお金より情報に価値があるなら、個人の心の持ちよう出来る気がします。読ませていただく中では、研究されている皆さんは、情報に大きな価値を見出しているのでは?と推察しますが。
私もそうでしたが、最初のやってみるまでが、とっつきにくいんですよね。 -- おおつか 2008-06-25 (水) 17:57:45 - なるほど、なんとなくうなずけますね。
貴美麻Wikiの運用はベースは、ボランタリーだと思いますが、行政からの資金的な支援はどうなっていますでしょうか?また、支援があるとした場合、どのように行政を説得されているのでしょうか? -- キース? 2008-06-25 (水) 19:42:09 - ページ更新せずに、書き込みをしてしまいました。
上の小生の書き込みは、さとう様へのコメントです。
「最初にやってみるまでが、とっつきにくい」。
そのとおりですね。小生も部内ポータルサイトなどを立ち上げてはみたものの、誰も使ってくれず、どうやれば使ってもらえるのか?と日々悩んでいます。 -- キース? 2008-06-25 (水) 19:45:44 - たしか行政からの支援は、地域づくり会議のほうが少しいただいていて、そこからサーバ代に回しているのかな?このへんは、おおつかさんやsizukaさんが詳しいのでおまかせします
最初のやってみるまでとっつきにくい、というのはありますね。
ただ、Wikipediaやネットワークゲームのまとめサイトなどの例をみると、ある程度以上有用な情報が集まっていて、それに対して興味がある人たちが一定以上いれば、あとは管理人がうまく手入れしてあげてると、良いサイクルが続くようです。
部内ポータルのようなものでも、その閾値を超えるまでが重要で、そのポータル内で必要にされている情報、たとえば技術的な情報やら、事務手続きでときどき参照する必要がある情報など、旗振りの人がある程度がんばって整備して、これは使えるなとか思う人が一定以上出るよう努力する必要あるかと思います。
それプラス、編集してくれる人を増やす努力、部内の人向けに短い講習会を開いて、編集への心理的な障壁を下げるですとか、Wikiは間違ったこと書いたりあまりまとまっていない情報書いていても、その間違ってるのを見つけたり使いにくいと思った人が、その場で直せばよい、というような思想的なことを説明する必要があると思います。
情報系の企業では、Wikiを内部向け情報共有ツールとして使っている例が結構増えてきているので、そういうことを説明して、トップダウン的に使ってもらう意識を浸透させるのもよいかも。 -- さとう 2008-06-26 (木) 10:11:39 - 閾値を超えるまで、これは本当に重要でしょうね。
部内での勉強会の開催や必要な情報(ニーズ)の把握なども行ってみたのですが、端から興味なし・関心なしという感じでうまくいきませんでした。
(当方の場合、XOOPS Cubeを使ったポータルサイトを作り、RSSでの自動情報収集や教えてgoo!のXOOPS版の導入によるFAQなどを作って、Wikiよりも敷居を下げたつもりだったのですが・・・※Pukiwikiもモジュールとして配布されてますので、これも導入していました)
今では、小生一人が気がついたことをメモとして残すような用途で使っています。
トップなり、協力者を見つけるのが重要なのでしょうね。 -- キース? 2008-06-26 (木) 19:22:56 - それぞれの人がそれぞれに興味がもてるそういうサイトづくりが必要な気がします。気軽に書けたり、しっかり勉強できたりと。 -- sizuka 2008-06-27 (金) 01:51:24
- 組織内や地域で情報共有ツールを導入する場合、様々な背景はあると思いますが、トップや地域の意向(=戦略性)とマッチングさせることは重要だと思います。また、情報共有ツールは、導入する目的をはっきりさせ、情報共有のみならず、それによって+α、何につながるのか(新しいアイディアが生まれる、業務負担が減る、近所づきあいがよくなる等)が必要だと思います。 -- とよ? 2008-06-29 (日) 13:01:09
- そうなんですね。目的を明確にというのは、本当にそう思います。
常日頃、業務の効率化や情報共有の重要性について互いに確認しあっており、それを補完(=より楽に)できるツールとして導入してみたのですが、Webを使うということ自体に抵抗がある、新しいツールを使う(覚える)のが面倒、という理由で使われないという感じですね。
組織の構造やルールを変えないと変わらない場合もあるようです。 -- キース? 2008-06-30 (月) 08:38:27 - これと同じようなことが、実はPTA役員会の中でも起こっていました。
昨年、うちの妻がPTA役員をやっていた際に、役員間の連絡や会議の多さ・長さの話を聞いたり、見たりしていた中で、ものすごく非効率に思えたので、Webを使って見たら?と提案したのですが、携帯メール以上のツールを覚えるが面倒などという理由で即、却下されました。
地域SNSなども数多く存在していますが、貴サイトのように成功されている例は稀で、多くはなかなかうまくいっていないと聞いています。
案外、成功していない理由はこんなものかも知れませんね。 -- キース? 2008-06-30 (月) 08:44:19 - 構成メンバーのスキルや使える機器に合わせる必要はあるかもしれませんね。
自分は携帯よりPCのほうが使用頻度高いのですが、中学生高校生世代はもとより、奥さん方だとPCよりも携帯のほうが、コミュニケーションツールとして良く利用されているのではないかと思います。
そういうコミュニティだと、携帯から簡単に使えるツールを使ったり、メールを活用する感じになると思います。
なので、妻の入ってるサークルでの連絡用には、(Wikiではなく)携帯で利用できるMLを立ち上げて使ってもらっています。
まずそういう簡単だけど使えるツールを提供して、例えばそこで流れた連絡を集積したり歴史を残したりするまとめサイトとしてWikiを提供すると、敷居が下がって利用されるようになるかもしれませんね。
利用するツールも適材適所だと思います。 -- さとう 2008-06-30 (月) 09:56:20 - なるほどですね。まずはMLから、というのが正解かもしれません。
奥さん方でも、うちの職場でもメールは抵抗なくつかっていますからね。
フリーのMLもたくさんあるようですし。
まずは、日常皆が使っているツールからはじめるというのも一つの手かもしれませんね。 -- キース? 2008-07-01 (火) 08:30:17 - 身近なテーマやツールから始めるのがわかりやすい気がします。WIKIも身近な事柄から情報の編集を始めると何となく始めていけそうですが、ウィキぺディアのような「百科事典を作るぞー」って始めると、すぐに挫折しそうです。全然関係のない話ですが、最近、携帯電話でテレビが見れるのがとても便利だと気づきました。(かなり遅れていますが…)特に録画機能が便利です。使ってみて始めてわかる便利さですよね。 -- とよ? 2008-07-02 (水) 17:30:48
- 何がやりたいかによってツールを選ばないと、WIKIがいいのかSMSみたいなのがいいのか、ブログがいいのか変わってきますよね。
美麻WIKIの場合は、多くのことをテーマにしていることが特徴かもしれません。結構ライブラリーとしての機能や、情報公開としての機能は大事だと思っています。 -- sizuka 2008-07-02 (水) 22:14:01 - みなさんと議論させていただいていて、少ずつ分かってきたような気がします。何事も同じかも知れませんが、まず最初に目的を明確にすることが何よりも重要。で、それを実現するために、いきなりフルスペック(SNSやwikiなど)の道具を利用するのは、ナンセンス。身近に、日常的に利用しているツールをリサーチなり、ウォッチなりして見つけ出し、最終系までの前段階として利用(例:MLなど)。ある程度情報がたまったり、もっと便利なツールが欲しいな、という声が利用者側(<- ここ重要)から挙がって来た段階で、一つ上の段階のツールを導入。
話は少し飛びますが、今の国や地方行政が問題にしている電子申請や住基カードの普及率の悪さは「いきなりフルスペックを提供してしまった」というところにあるように思います。なもので、最近は住基カード不要な簡易申請や携帯電話を使った申請などの導入が盛んに議論されているようです。
何事も段階を踏んで、ですね。 -- キース? 2008-07-03 (木) 08:34:55 - 私たちの場合は、そもそもHPを作ろうと考えていたんです。しかしいろいろ議論、試行錯誤しているうちに、ブログのようなものや、XOOPSのようなものも必要だという方向になりました。誰でも情報提供ができて、双方向にやり取りができる。また、画像や文書も出せるようなもの、情報公開ツールとしても必要、結果美麻WIKIとなったわけです。 -- sizuka 2008-07-03 (木) 10:00:32
- しょうもない情報ですが、携帯文化ではメーリングリストのことを、MLではなくってメーリスって呼ぶらしいです。
MLML言ってしまう自分はネット爺ですわ。 -- さとう 2008-07-03 (木) 10:17:08 - 「メーリス」。。。はじめて聞きました。
ググって見ると、「メーリス」でサービス提供しているところ多数あり。
私も爺ですね。 -- キース? 2008-07-03 (木) 13:04:46