アラシグサ(嵐草)
Boykinia lycoctonifoli

ユキノシタ科(SAXIFRAGACEAE)
アラシグサ属

亜高山帯〜高山帯のやや湿った草原や林縁等に生える、
高さ10〜40cmほどになる多年草。
風、雨、雪等過酷な気象条件に耐えて咲くのが
名の起こりだそうですが、
そんなに強い花には見えませんね〜!

花は円錐状の集散花序を
つくり、淡黄緑色の
小さい花を付ける。
倒卵形の花弁は5個
あって、萼裂片と同じか
やや短い。

(←)
写真の花弁は二〜三
深裂してるのが
分かりますか?

鐘形の萼筒の下半分は
子房と合生しています。

扇の雪渓
(August 5 2007)

(→)
根生葉は掌状に7〜9浅〜中裂し、
裂片はさらに浅く3〜5裂して、
先はとがっている。
花茎や葉柄に軟毛が
蜜生している。

アラシグサは日本固有種
なんですね!

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