イワカガミ(小岩鏡)
Schizocodon soldanelloides

イワウメ科(DIAPENSIACEAE)
イワカガミ属

亜高山帯〜高山帯の草地や岩礫地、又は林縁などに生える常緑の多年草。
小低木とする見解もあるようだ。

和名「岩鏡」は光沢のある葉を鏡に見立てたもので、
この葉に映ったあなたは、きっとイワカガミの花のように・・(^_^)


奥裾花渓谷
(May 14 2002)

花茎は高さ10〜20cmになり、淡紅色〜帯紫紅色の花が横向き
またはややかたよって3〜10個つける。
花冠は鐘形で5中裂し、裂片は中程まで細かく裂けて房状になる。

5〜6枚根生する葉は長さ幅とも3〜8cmで、質が厚く、表面には強い光沢があり、
ふちにはとがった鋸歯が20個ほどある。
円形または広卵状円形で、先端は丸いかやや凹み、基部は切形または心形。


(May 14 2002)

 

コイワカガミf. alpinus
花茎は高さ5〜10cmで、花も1〜5個と少ない。
花冠は長さ1.5〜2cm、直径1cmで全体にこぶりである。
葉は長さ1.5〜3.5cm、幅2〜4cm。
葉のふちには波状または粗くて浅い鋸歯が数個から10数個ある。

オオイワカガミvar. magnus
特に大型で、葉は長さ幅とも8〜12cmで尖った鋸歯が多数ある。

葉と全体は、いずれ岩岳の群生をご紹介します。

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