キクザキイチゲ(菊咲一花
Anemone pseudo-altaica
別名:キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)

キンポウゲ科(RANUNCULACEAE)
イチリンソウ属

山地や林内に生える多年草。 

花茎は高さ10〜20cmで、
上部に三枚の苞葉が輪生し、
三出複葉。

雪解けにその苞葉の間から
花柄を伸ばして、
白や淡紫色の
の花(2.5〜4cm)を付ける。

日が当たると開いて、
夜や雨の時は閉じている。

多雪地の山地には普通に
見られるが、
関東では少ないらしい。

may 1 2003
(馬鈴薯庭)

花弁に見えるのは5〜6の萼片で、花弁はない。
白馬ではカタクリ群落等によく見られる。

アネモネの仲間。花が菊に似ており、1茎に1花なのでこの名がついている。

apr 24 2002
(二股)

↑←花は薄い青紫色のものと
白色のものがある。

 

apr 14 2003
(宇奈月・笹平)

根生葉は二回三出複葉で、
小葉は羽状に深く
裂け、先は尖る。

 

 

似ている花、アズマイチゲの花柄には毛がないが、
キクザキイチゲの花柄に毛があるので、見分けがつく。

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