キヌガサソウ(衣笠草)
Paris japonicaz

別名:花笠草(ハナガサソウ)

ユリ科(LILIACEAE)
ツクバネソウ属

亜高山帯の湿気の多い林縁や林内に生える、高さ30〜80cm位の多年草。
昔、高貴な人に差しかけた絹張りの傘(衣笠)に似ているから付いた名前
だそうですが、別名は、葉と花を花笠に見立てて付いたようです。

輪生した葉の中心から
花柄(3〜7cm)を伸ばして
大きな白い花を咲かせる。

目立つ長楕円形の白い花は
外花被片で、内花被片は
糸状で目立たない。

黄色は葯で、緑色は子房、
花柱(7〜10個)は白で、
先は外に曲がっている。
面白いですね!

栂池
(July 1 2007)

咲き始めです。

栂池
(June 19 2007)

太く直立した茎の頂に
7〜10個の葉を輪生させる。

倒卵状披針形の葉の先は
短く尖っていて、基部に
向かって狭くなって
いるが柄はない。
表面には毛が無くて、全縁。

栂池
(June 19 2007)

このページの始めに戻る
植物図鑑のトップ

ペンション馬鈴薯000〒399-9301長野県北安曇郡白馬どんぐり村
電話:0261-72-4717000FAX:0261-72-5080
potatoes@hakuba.ne.jp0000http://web.hakuba.ne.jp/potatoes/