キツネノボタン(狐の牡丹)
Ranunculus quelpaertensis

キンポウゲ科(RANUNCULACEAE)
キンポウゲ属

白馬では猿倉から御殿場までに多く見られるが、
田の畦や流れの縁など、どこにでも見られる高さ30〜60cmの多年草。


花は直径1〜1.5cm。
花弁は強い光沢があるり、萼片・花弁とも5個で、
雄しべと雌しべは沢山ある 。

葉の形がボタンの葉に似ているので
こう呼ばれている。

葉は3出複葉で、
小葉はさらに3裂するが、
ケキツネノボタンより切れ込みが浅く、
鋸歯もあまり尖らない。

長走沢
(Jul 26 2003)

 

この写真では見にくいが、
ソウ果の先が巻くので
分かりやすい。
全体にプロトアネモニンという毒性分があり、汁が皮膚の炎症や水ぶくれをおこし、
食べると口の中や、胃腸がただれるので、春の山菜採りの頃には注意しましょう。

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