オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)
S. amplexifolius var. papillatus

ユリ科(LILIACEAE)
タケシマラン属

亜高山帯〜高山帯の林内に生える高さ0.5〜1mの多年草。

花は淡緑色で葉腋から花柄を伸ばし一個ずつつき、
花柄の途中に関節があって、ここでねじれて下向きに花を付ける。

花被片は6個で上半分はそり返り、基部は赤褐色を帯びている。
扇の雪渓付近
(Jul 28 2001)

 


液果は真っ赤に熟し、
花期より目立っている。

白馬乗鞍岳
(Aug 30 2003)

葉は長さ3〜11cm、
幅1〜5.5cmの卵形で、
先は尾状にとがっており、
基部は深い心形で
茎を抱いている。

竹の様な縞、
葉の状態に基づいて
付けられたものと
想像できる。

馬鈴薯裏庭
(Aug 30 2003)

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