オオカサモチ(大傘持)
Pleurospermum austriacum
セリ科(UMBELLIFERAE)
オオカサモチ属
山地帯〜高山帯の草地に生える、高さ0.5〜2m近くにもなる大型の多年草。
中空の茎は太く、大きな花序を作るのでよく目立つ。
一見ミヤマシシウドにも似ているが、分枝しないのと
葉が羽状に細かく裂ける点で区別がつけやすい。
白馬岳
(Aug 9 2002)
10数個の小散形花序がついてをり、 小散形花序には小さな白い花が 20個以上もついている。 まさに傘をさしたように密生している。 花序の基部の総苞片は長く、 小散形花序の基部の小総苞片は 総苞片も小総苞片も垂れ下がる。 |
細かく切れ込んでいて、終裂片は 卵形〜挟卵形で羽状中裂して 先は尖っている。 表面はほとんど無毛、 |
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