昔、私がまだ学生だった頃、確か今のJR大阪環状線の京橋駅のホームで見た光景だったと思うのだが、その時、私は赤い地に黒く「adidas」と大書したバッグを肩からぶら下げていたと思う。
数メートル離れた場所に高校生らしき彼が佇んでおり、私と瓜二つのバッグをぶら下げていたのだが、そのバッグに刻まれたロゴがなんだか変だった。
よくよく見れば”adios”となっていて、思わず吹き出しそうだった。
「adidas」が何の商標かご存知ない方のために少し説明すると、世界じゅうのサッカープレイヤーとサッカーファンなら誰でも知っている、ヒョウがピョンと飛んでるマークのPUMAと人気を二分するどちらもドイツのスポーツ用品メーカーの巨大ブランドだ。これを激しく追いかけているのが、我が国の最大ブランドasicsだろう。
話がポンと飛んで恐縮だが、日本経済新聞の土曜版「NIKKEI プラス1」は、次の週の経済関係の重要情報、例えば何日の火曜日に日銀の「短観」(短期経済観測調査)の結果が発表される、などの情報が満載されており、経済音痴の私としては、特に市の商工部に勤務している折に、これらの情報を得るのに重宝した。
6月21日発行のその「プラス1」の末尾頁近くの連載特集「電脳生活」枠の「サイトレビュー」欄に、『野鳥好き
必見』という小さい見出しを見つけてあらためて見直すと、あるホームページから転載した、そのHPの「表紙」の写真が掲げられていた。 YACHOO!
貴方のパソコンのイアンターネット閲覧ソフトを開いて最初に表示されるプロバイダーは、何だろう?
まったく独断的な決め付けで恐縮だが、たくさんの方の場合、「YAHOO!」ではないだろうか?
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前記サイトレビューでは、冒頭に書いた「adios」のごとく、完全にパクリのYAHOO!のロゴにそっくり似せた最初のページを持つ、”YACHOO!”が紹介されていた。(下記添付参照)
前記日経の記事によれば、鳥類調査のバイトをしておられた猪狩敦史さんとパソコンに詳しい神戸浩さんが「学生時代(1997年)に暇を持て余して作った。」HPだそうである。
この紹介記事に従い、そのHPを開いてみれば、お二人は、よほど暇だったと見えて、凝りに凝って、数ある野鳥関連のHPでは、郡を抜く出来栄えであった。
そのHPの収録野鳥は、国内300種。これらの写真、特徴、生態、生息分布。
きめ細かな情報が収録がされており、おまけに、その鳥の大きさ、色、季節、見た地域からも検索できる(これは他のHPにもあったが。)ように作ってある。
他にも、野鳥に関する旅行記や小説、エッセーなどが集められた「野鳥喫茶」。また、あそこで何を見た、ここに何がいたなど全国からの情報があつまった「探鳥記録」など、「『野鳥』情報総合ホームページ」の感があり「(社)日本野鳥の会」の公式ホームページも真っ青の、もう感嘆に値する凄いページです。
はっきり申し上げて、野鳥の会側が負けているかな?
興味のある方は、ココをクリックして、どんどん野鳥の世界の奥深さ、楽しさにはまって下さい。
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