発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

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乱杭170号(2004年1月1日)

◆京都三昧(その1)12月28日◆

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 新年、明けましておめでとう
ございます。

 早速ですが、これから何号かに分けて私の平成15年の年末のレポートをお届けします。お付き合いの程を・・・

 小学校6年生の時に、母やその同僚の先生お二人と父の妹、私の総勢5人で京都旅行をして、生まれて初めて、関門海峡を渡った。
 それ以来、私は京都ファンになり、学生時代を大阪で過したこともあって、これまで50回以上京都に足を運んでいると思う。

 母が今年、喜寿を迎えたこともあり、思い立って、年末の京都旅行に両親を誘ったら、二人ともその誘いにパックリ食いついてくれて、年の瀬の京都を満喫してきた。

 我が家の菩提寺は、宮崎市青島の浄土真宗本願寺派「巌泉寺」である。「貴方は神を信じますか?」とか「聖書のお話をさせて下さい。」などと色々な奇特な方が我が家に来て、布教活動をしようとするが、その時私は、「ご苦労様です。私は貴方の信仰を尊重します。私は浄土真宗本願寺派の信徒ですので、私の信仰も尊重してください。」と言う。そういって逆らわれたことはこれまでに一度もなく、「分かりました。失礼しました。」と言って帰っていかれる。












 そういうことで、28日朝、夜行寝台で京都に着き、浄土真宗本願寺派の総本山「西本願寺」にお参りした。現在、開祖親鸞上人の像を安置してある御影堂(本堂)は平成10年から20年まで平成の大改修中で、その様子は今朝8時からのNHK総合TV「平成の職人・江戸に挑む  西本願寺御影堂大修復の4年」で放映されたのでご覧になられた方も多いだろう。添付写真(↓)の左肩に僅かに見えるのが、工事のため、御影堂を覆った大屋根の一部である。

 

 その後、母は、関西在住の旧制延岡高等女学校時代の同窓生、堀明子さん、森川エツ子さん、山内寿美子さん(写真↓)と、二条白川の料亭「ガンコ」で同窓会。

 


 父と私は、新撰組壬生屯所跡(写真↓)、梅小路蒸気機関車館を見学した。

ここに展示されていた機関区の銘板に「延」(写真↓)の字を見つけた。立派な転車台があった南延岡機関区のものに違いないと思う。

 小学校から大学までずっと一緒で、中学時代は陸上部で一緒、高校時代は2年間クラスが一緒、大学時代は2年間下宿が一緒という腐れ縁のお手本のような首藤和美君は、父君が旧国鉄に勤めておられて、彼から蒸気機関車の型式のCとかDは動輪の数で、Cは三輪、Dは四輪と教わったが、我が父はそれを知らず、少々得意顔で高校の教師であった父に講釈して、首藤君に感謝した。















 午後、母と合流して嵯峨野にある大河内伝次郎が30年掛けて築庭したという「大河内山荘」の広大な庭園を散策(↓)。
 庭内は先日降った雪が残り、踏ん張って段差の多い庭石を歩いたせいか、父が「膝が痛い。」と言い出して初日にして暗雲が漂う・・・。

 夕食は、竹屋町富小路東ル「竹富」。入り口でおかみさんと撮った写真(↓)をご覧になって、何料理店と思われるでしょう。純和風の京料理???

 答えは、写真(↓)をご覧ください。

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