発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

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野鳥歳時記(27)(2004年4月14日)

◆春は名のみの・・・◆

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 今日宮崎市の猪崎隆さんから、同氏の個人情報紙「瓦版」が届いた。

今回の号ではないが、今年の冬は、野鳥が極端に少なかったことについて、私などは「鳥インフルエンザ」を疑っていたが、同氏「瓦版」によれば、このような現象は、7年前にも起こった由。

 4月に入って、どこからか降って湧いたようにヒヨドリやウグイスなどの野鳥の声が聴かれるようになった。今朝は、50羽余りのヒヨドリの群れが、我が家の上空を北へと飛んでいった。

 [がまずみ皇帝伝]97:病院では「恥ずかしいから」と唄わない帝であったが、帰りの車中では「♪春は名のみの風の寒さや・・・♪」と朧々と唱されていた。しかし、それは唱歌というものではなく、敢えて分類すれば浪花節に近く、侍従は「これでいいんだ」と帝の選択に納得したという。

 上記の記事は、今日届いた「瓦版」からの抜粋だが、4月9日、孫の小学校入学式で宮崎へ行き、式後、両親の実家を訪ねたら、1週間前が77歳の誕生日だった母が、この歌に関わるご自分の珍事(?)について話してくれた。

  話の内容はこうだ。

 3月19日、両親と同居している弟の次男の高校入試の発表を見に母、弟、甥の3人で大塚台の坂道を歩いて降りていたそうな。その時、弟が「今日は天気はいいが、寒みぃーな」と言うので、母は「『早春賦』という歌を知らんのか?正に今日はあの歌の気候ではではないか?」とう問うたところ、弟は「知らん。」と答えたそうで、母は「♪春は名のみの」と歌いだし、その「のみ」のところで前のめりに転倒、前歯(勿論、入れ歯です。)を4本折り、顔面にひどい擦過傷を負うた由。この親にしてこの子ありというべきか?
 なんとも論評のしようがありません。甥が高校に合格していたことだけが救いである。








 孫の檍北小の入学式後、児童クラブ(学童保育)への入会説明会の際、校庭をぶらぶらしていたら、カラスの巣を見つけた。(↓)

 残念ながら童謡のようにはいかず、「2つの子」であるように見受けられた。

 その夜は、娘家族の家に泊まり、翌朝朝6時に起きて、彼らが飼っているミニチュアダックスフンドの「サクラ」さんと新別府川の堤防を散歩した。

 アオサギ1、オオバン2(番)、カルガモ4、コガモ12、セッカ2、ハクセキレイ2、ヒクイナ2

 冬鳥と違い、夏鳥は順調に日本列島へ帰ってきているように思えたが、鳥ウィルスの影響について、夏鳥こそ心配という人もいて、しばらく、様子を見ないと何とも言えないのだろうか?

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