発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

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青草(佐藤理洋)の身勝手 野鳥歳時記(46)(2005年4月9日)

◆芝生の庭(9)◆

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 先月の21日にフェニックスリゾート社緑化部の委託農園から30センチメートル四方に切った芝生の束を運んで帰って庭に張った日の後日、同社の中原さんから「農園の場所は直ぐ分かりましたか? 芝生の分量は足りましたか?」と丁寧なフォローアップのお電話をいただいた。

 ここぞとばかりに、植え付け後の注意事項について伺った所、「兎に角、日照(日当たり)の確保と、水はけのよい土壌・・・」とのことであった。

Here's a cool technique! そんな訳で、我が家の庭木で、芝生への日照を遮りそうな樹木という樹木は、全て、ばっさり刈り込んみ剪定した。









 前回の(8)からすると、随分緑濃くなった芝生の中に起立する樹木は、僅かに2本である。 1本は、寄せ・パット練習の目標とするために残した庭奥の「百日紅(サルスベリ)」。もう1本は、昔、子ども達が砂場として遊んだ後にビニールを敷き込み水を張って「メダカの学校」にしている「『昔』砂場」の脇に立つ「柿の木」である。

 それで、最も芝生への日照障害を引き起こしそうであった「柿の木」は、ご覧のように、丸坊主にした。そのスッポンポンになった柿の木の幹に、今日は害獣「モモ」が登って、周囲を伺っていた。

(←写真)

◆息子について◆

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 昔、彼が小学校3年生か4年生の頃だと思う。(かつて2〜3度「乱杭」にも書いたことがあるが、彼が、手の平にトカゲを乗せ、その腹を優しく撫ぜながらこの柿の木の中ほどに「止まって」居るところを目撃したことがある。その時、直感的に思った。 「この子は、大物になる!」



 だいたい、人の直感とは、いい加減なものだ・・・

◆大瀬川河川敷◆

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 閑話休題。 芝生の目土補給のために、五ヶ瀬川の河川敷へ行って、ハヤブサを目撃し、カワセミのホバリングを堪能したことは、野鳥歳時記44(2005.4.2)に書いた。

 今日、よせばいいのに、できれば我が庭をパッティング・グリーン的なものにしたいと思い、更に川砂を補給するためその河川敷へ行った。

 前回のやや上流側の河川敷で川砂を掘っていると、カワセミの鳴き声がしたのでその方を見ると、川が増水した際に激しい流れが河川敷をえぐったらしい







 1.5mほどの段差が河川敷の中ほどにあって、その段差で露出した粘土質の河床壁に巣穴を掘っていた。写真(↓)で分かるように、穴の下にできた円錐形状に積み重なったズリ(トンネルや穴を掘った際に出る残土)の大きさから、その穴は、おおよそ30〜40cm程度堀進められているものと思えた。

◆ハヤブサ◆

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 砂ふるいの作業の手を休めて、巣穴付近のカワセミに見とれていた時だ。

 なんと、この前、ハヤブサが飛び去ったと思しき、そこから県道49号を越えた向こうの山肌で、例の立て付けの悪い木製雨戸を引きずるような甲高い声が断続的にした。

 4月2日に見たハヤブサかもしれない。今朝も、唯、川砂を取ることが目的でここへ来ていたので、フィールド・スコープなどは車に積んでいなかったので、砂を車に積んで、一旦ここから車で丁度10分の自宅へ帰り、夕刻、もう一度そこへ行ってみた。








 随分以前に、岩石を採取するために発破で山肌を壊していた「採石場跡」の岸壁をフィールドスコープで丹念にトレースしていたら、その壁の2箇所に岩肌が沢山の糞で白く変色した場所があった。(写真←↓)
撮影場所からそこまでが遠く、オマケに春霞と飛散したスギ花粉の影響(?)でぼやけた写真になっています。お許し下さい。)

 ひょっとしたら、ここで繁殖しているのかもしれない。 芝生の庭に撒く目土の砂はそっちのけで、カワセミとハヤブサの繁殖の観察ができるかも・・・

 

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