青艸(佐藤理洋)の
身勝手「野鳥歳時記」

発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
住所:
北緯32度32分29秒 東経131度40分39秒
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:2000年11月創刊

ご意見・感想等は発行人までお願いします。(^_^)  

青艸(佐藤理洋)の身勝手 野鳥歳時記(52)(2005年7月16日)

◆やられた1・・・芝生の庭(14)◆

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 7月に入って我が家の芝生の様子が急におかしくなった。一面枯れたように葉っぱのない部分が広がった。(写真↓)

 芝生を購入した際、フェニックスリゾート社の中原さんが仰っていたヨウトウガなどの食害が原因と思われる。容疑者が、実際芝生の葉にへばりついていて、昨夜などは一斉に羽化したのか、







容疑者1(写真↓)が芝面に何十匹となく止まったり飛翔したりしていた。

 中原さんによれば、あっという間に葉を食べつくしてしまって、がっかりさせられるのだけれど、羽化して飛び去れば、芝はそのうちに回復します。とのことであったので、落胆せずに回復を待ちましょう・・・

◆百日紅(サルスベリ)◆

Here's a cool technique!

 

 7月2日に、庭の百日紅が今年最初の可憐な花を着けた。2週間後の今日は、ほぼ満開状態だ。(←写真)






 子どもの頃の夏休みに、宮崎市木花の父の実家へ帰省した折、父と二人で墓参りに行った。

 墓所の入り口に大きな百日紅の木があって、そこで「この木は笑うのを知っているか?」と父が私に聞いた。「知らない。」と答えると、「いいか、木の上のほうの枝先を良く見ていろヨ。」と言って父は肩ほどの高さの幹の分かれ目を指先で「コチョコチョ」と言いながらくすぐった。なんと、その百日紅の枝先が「クスグッタイ!」ともだえるように小刻み震えた。「なあ、笑っただろう?」「本当だ!」

 今にして思えば、父も父の父、つまり私の祖父か、曾祖父から同じようにして百日紅の枝が「笑う」ことを教えられたのではないだろうか。

 何時か、このことを孫に伝えていかねば、と思っていた。

◆やられた2◆

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Here's a cool technique! その我が家の庭の百日紅の様子もおかしい。

 良く見れば、写真(←)のように幹に大きな穴があけられ、ノコギリの切りくずのような木の粉が下の葉に降りかかり、花を着けた枝先の葉は黒ずんで来ている。20年ほど前にも同じような事件が我が家の庭で起こった。その時の犠牲者は甘い果実を恵んでくれていたミカンの木だった。

 ある日、そのミカンの木は、あっという間に枯れてしまった。

 容疑者は、カミキリムシ。









 庭の花が少ない夏場に、正に名前の通り7月から9月くらいの長い間、次々に花を更新して庭に彩を与え住人の目を楽しませてくれるこの木もあのミカンの木のような運命が待っているのだろうか。

 (写真↑)のように可憐な花を咲かせて実を着けて庭面に落としているので、できるだけ拾って脇の花壇に置きなおしている。

◆ケイトリン◆

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 2000年8月、米国メドフォード市で行った延岡第九を歌う会、延岡フィル合同公演の際に会ったケイトリン(私の唯一人の米国市民の友人、マイケル・ケインの次女)が、たった一人で日本へやって来た。お姉ちゃんのダルシーも3年前に来たが、ケイトは今年中学校を卒業してこの秋からハイスクールへ進学するのだそうだ。

 2000年8月にボストン美術館で彼女と写した写真(写真↓)








と今回写した写真(写真↓)を見比べてみてください。

 私は5歳老いぼれ、彼女はキッズからガール、若しくはレディーになった。

 

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