身勝手「野鳥歳時記」 |
発 行:ひょうすぼ社 |
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青艸(佐藤理洋)の身勝手 野鳥歳時記(62)(2005年11月11日)
(寒地性)冬芝、アニュアルライグラス「フェアウェイ」の種を撒いてから3週間たって新芽は、写真(↓)のように随分背丈が伸びた。 雪印種苗の指示書によれば、5cm〜10cmに伸びたら刈れ、と記載されていたのだけれども、ご覧のように、種まきが下手でばらつきがひどいため、しっかり根付かせてから刈ることにして、刈りたい気持ちをじっとこらえて、あと2〜3日様子を見ようと思う。
ジョウ君と思しきジョウビタキ(写真↑)が毎日やって来るのだけれども、庭で虫を啄ばむ様子も見られないので、青虫の数はさほどないものと思う。 この間、自宅庭でのショートアプローチの練習はお休みです。 0 11月5日、博多に住んでいる次女典子の結婚式と披露宴が同市姪浜の到底記憶できない長ったらしい名前の会場であった。 この号に、チャペル内での所謂バージンロード・ウォーキングで彼女と腕を組んで歩く写真を掲載しようと企んでいたら、リハーサルの時に念のために司祭に確認したら、チャペル内の撮影は不許可とつれない返事で、かないませんでした。 同日午前、式前に新郎新婦が博多区役所に婚姻届を出しに行くというので、孫亜海ちゃんと爺様はちゃっかり着いていって、その様子を写真に収めた。(写真↓)
浄土真宗本願寺派の信徒たる私としては少々不本意ながら、結婚式は、キリスト教バプテスト派のしきたりに則って執り行われ、新郎新婦は「病める時も、・・・時も、生涯・・・、誓います。」と結婚の誓約を行った。 リハーサルの時、何国人か国籍不明のひげ面の司祭は、さほど流暢でもない日本語で「誓いの言葉の後のキスは、3分以内でお願いします。」と結構なボケをかましてくれた。 式後の2人は本当に幸せそうだった。 0 式の翌日、参列してくれた両親、母の弟夫妻と我々夫婦の6人は、つい先ほど大宰府に開館した、わが国4番目の国立博物館「九博」へ寄って帰った。既設の東京、京都、奈良の国立博物館とは似ても似つかぬ斬新な外観に多少違和感を感じた。 皆さん、九博へは開館騒動のほとぼりが冷めるまで、近づかれない方がよさそうです。とにかく押すな押すなの大勢の来館者で館内はごったがえしていて、人ごみ、人垣の僅かな隙間から展示物を垣間見るといった状態が続いているようです。 そのような中で、写真(↓)の俵壷の素朴でどこか愛嬌のある絵柄にうっとりとしてしまった。
館員に確認したところ、3階の開館特別記念展(”美の国日本”会場)は不可だが、ここ4階の文化交流展示室はフラッシュ不使用なら撮影可とのことで、この写真を撮った。 この俵壷の表に描かれた野鳥は、今まさに魚を捕獲しようとしているカワセミに違いない。
(写真↑)
説明文によれば、「大韓民国忠清南道公州鶴峯里窯跡出土 朝鮮王朝時代 15〜16世紀」とあった。
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