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発 行:ひょうすぼ社 |
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物事には、何にでも、進歩と停滞と、そして、後退があって、それ故に悩ましいことも起こってくるのであろう。私にあてはめて言えば、例えば私の「パソコン操作技術」は、進歩の前の「類人猿から人間への進化の過程」と言ったところか。
歩」の中程度に進もうとしたのが間違いだった。WindowsやExcelの基礎を読み終わらない内に、ファイルの尻に付いている「.doc」とは何であろうと考えて、「ファイル操作術」という本を読み始め、「やってみよう。」などといった扇動に迂闊にも乗ってしまい、あれこれパソコンの中のファイルをいじっていたら、案の定動きがおかしくなってしまった。 我がマシーンがおかしくなったのは、今回で2度目である。最初は、昨年9月。夏休みで帰省した息子が使い、妻が使い、自分が使っていたので、誰が犯人かは断定できないが、どんなに設定を修復しても、しばらくすると動物のアルビノみたいな「まっ白ろけ」画面になってしまって、パソコンに向かっただけで気分が悪くなりそうな状態になり、全部消して再インストールした。 今回の犯人は明白である。先に書いたように、分をわきまえずに背伸びをした、わ・た・し。
1度目の再インストール時、パソコンを購入した店で「”OutLook”のアドレス帳は、フロッピーディスクなどに保存はできないか?」と尋ねたら「データではないので、保存できない。」との答えで、泣く泣く紙にプリントして、再イストール後に手作業で打ち込みなおした。実は、その時の答えを本当だろうかとずっと疑っていて、同僚の河野健君に何かの時に聞いたら、「ファイル→エクスポートで保存できる。」とのこと。「ただし、なぜだか分からないがExcel形式で保存されている。」とのことだった。 先週の日曜日、友人達にメールを書いていたら、それまで毎日のように遊びに来ていた長女と孫が、旦那の転勤で宮崎に引っ越してしまったため、「夜が暇になってしまった。」とぼやいていた妻が傍らにやって来て、「私もインターネットを始めようかな・・・。」
パソコンを知れば知るほど、真に頭のよい機械であると思う。ただし、機嫌を損なうと上に記したようなことになるし、そうではなくとも、ちょっとした行き違いから、予期せぬ困った展開が起こったりする。おまけに、「もっと出来るようになれ!」と言うと、「金を出せ。出せばもっと賢い優れものになってやらんでもない。」と来る。
No.112 乱杭(2001年4月29日)
つまり、猿真似の段階。ところが、猿にも時々、石を使って木の実を割って食べようとしたりする変わったやつがいるように、その進化の過程を飛び越して、一挙に「進
4月28日の午後4時50分から再インストールを開始して、29日の午前11時前に、アプリケーションなどの再インストールまで、なんとか終了した。
実験してみると彼の言うとおりで、インターネットの「お気に入り」も同じよう保存した。その他のデータは、「標準再インストールは、Cドライブに対して行われます。」とマニュアルに書いてあったので、Dドライブに移して実行したら、「NECの嘘つき!Dドライブも空っぽになっているじゃないか!どうしてくれるー」と怒っても後の祭り。
苦難の道は、これからも続きます。
と仰る。「やんね!やんね!(しなさい、しなさい)」と煽ったら、「午後、ノートパソコンを買いに行くからつきあって!」げな。夕方までに初期化と、これまで使っていて、明日(30日)で契約が切れる電話回線を介したプロバイダーを使うインターネットの設定をしてさしあげたら、夜には、福岡に居る次女にメールを送っていた。
今や、我が家は「パソコンは1人に1台の時代」です。これってIT革命・・・?
優秀だが、金と手間と暇の掛かるどら息子、放蕩息子然としている。1人1台時代に対応するため、ケーブルTVとのプロバイダー契約種類を高速付加価値型で、同時に複数のパソコンで通信ができる種類に変更する羽目になった。また、金が要る・・・。