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発 行:ひょうすぼ社 |
ご意見・感想等は発行人までお願いします。(^_^) |
乱杭 143号(2002年6月19日) |
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「Eメール版『乱杭』」の読者は、基本的にインターネットを利用している人々だろうと思う。だとするならば、メールの件名に「初めまして!」と表題の付いた妙なメールを受け取った経験は、ないだろうか。まだ、インターネットの経験が浅い頃、私は手当たり次第に到着したメールを開いて、嫌な気分になったことが沢山あった。 旧聞、5月9日早朝(真夜中)発信で、知らない人から「初めまして。」とメールが届いた。 |
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乱杭120号を見てメールいたしました。高校三年の吹奏楽をやっているものです。中学生のときに先輩たちが歌ったフィンランディアの日本語歌詞に非常に感動し、いつかオーケストラで合唱とともに演奏したいと思っていました。ところが今年、高校最後の定期演奏会の曲目にフィンランディアが選曲されるという願ってもない事態(?)になり、部員に是非日本語歌詞を紹介したくなったのです。早速先輩たちの歌が録音されているMDにかじりつき、歌詞の読み取りを開始したのですが・・・いくつも聞き取れない箇所があるのです。何度聞いても解りません。そこでインターネットを使って探そうとしたのですが、なかなか見つからず、やっとの思いでたどり着いたのがこのページでした。大変申し上げにくいのですが、よろしければ、フィンランディアの関忠亮訳詞の歌詞を教えていただけないでしょうか。 |
基本的に「乱杭」は、友人、知人にしか差し上げていない。ただし一箇所だけ、何時も年末・年始のスキーツアーでお世話になる長野県白馬村のペンション「馬鈴薯」のホームページにだけに、私の「乱杭」のコーナーを設けていただいていて、そこから、大きな話で恐縮ですが、世界に向かって我が「乱杭」への道が開かれているようだ。
私は、基本的に親切な人なので、全面的に彼女を応援することにして、何回かメール交換をしたり、合唱つきのテープを送って上げたりして、仕舞いに、彼女の所属する吹奏楽部の定期演奏会当日、会場の「長野県民文化会館」へ励ましのレタックスを送ったりした。 彼女は、演奏会を終わって、少々お疲れの様子。 夕飯のお買い物は、私の得意な家事労働のひとつである。よく利用するのは、浜町の「コープ浜町店」。たまに、その店のレジで奥さんと鉢合わせして「あんた、今日何をかったの?」などという、聴く所によると他のご夫婦ではほとんど交わされないらしい夫婦の会話などをしている。 昨日、そのコープ浜町店で夕飯の仕入れをしてレジに行ったら、初めて見る24〜5歳位のお兄ちゃんが居て、品物をパッ、パッとポス・レジに通した後、普通だったら「○○○円になります。」と言われるところを「陸上のアナウンサーの方ですよね?」と言われて、私「?????」
「陸上競技場でアナウンサーをされているでしょう。この間、見ました。」 ようやく合点。私「よく、陸上競技場にはみえるのですか?」 彼「はい。」 私「陸上競技がお好きなんですネ。つぎの試合は8月31日です。また、応援に来てください。」 彼「はい。」 私「で、いくら?」 順番待ちの次のお客さん「?????」
と思っていたら、違うチャンネルからも私の書いたものが流れ出していて、恐るべし「www」である。ちなみに、例えばYhooの検索窓に私の名前を書き込んでEnterキーを押して見ていただきたい。ざっと、5〜6件出てきますぜ。
それで、この道を手繰ってこの方は、私にメールをして来られたようであった。皆さんであれば、女子高校生からこのような依頼のメッセージが届いたらどう対応されるだろう?
「乱杭120」に書いたヘルシンキ・フィルの合唱付き「フィンランディア」のダビングテープをお送りしたお返しに、定演会の録音テープを送っていただく約束になっているのだが、到着が楽しみなこと、この上ない。
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