厚生労働省(旧労働省)は、勤労国民の連続有給休暇取得を推奨している。
所謂ワーク・シェアリングの一環であろうか?
とは言え、現場は、なかなかそうはいかない。ンでもって、私はと言えば、8月5日から7日まで、その直前の土・日の3・4日を加えると五連休を取った。
理由は、5〜7日、長男が女性のお友達を連れて帰省してきたからだ。
当然、3・4日は、妻と二人で21世紀になって初めての家中の大掃除をした。
久しぶりに綺麗になった我が家に、5日の朝、長男とお友達の2人をお迎えした後、我々は、いきなり2人を阿蘇の「高森温泉」にご案内した。
勿論、町営温泉だから男女混浴ではないが、それでも、長男のお友達は、こちらへ着くや否や、長男の母親と「裸の付き合い」を強要されたわけで、我々のことを「どんな親子だろう?」と訝(いぶか)られたのではないかと心配したが、家中の大掃除は別にして、普段着のスタイルで接するのがベターだろうから、こんなもんと割り切っていただくほかない。
それから、白川村の白川水源、阿蘇登山道路の展望台、阿蘇ファームランドを経て、延岡への帰路には、暮れなずむ高千穂峡にも寄って帰った。
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6年前、長女が、今の旦那を我が家に連れてきた時には、少々ギクシャクした感覚があったが、今回、我が家での食事の後、妻と炊事場に立って何やら盛んに話しながら食器の後片付けをする彼女の様子を遠目から眺めていると、もう一人、我が家に娘が出来るのかな、と思えたりして楽しかった。
良ちゃん(長女の旦那)、ゴメンな!
その良司君と長女貴子の間に生まれた亜海ちゃんが、一昨日8月15日に満5歳の誕生日を迎えた。
爺さん(つまり、私のこと)からの今年のプレゼントは、水彩のお絵描きセットでした。先月、長女にパソコンを買ってあげて、彼女達のアパートでそのパソコンをセットアップしている間、亜海ちゃんは、とても大人しくお皿を絵の具のとき皿にして延ばし、誠に真剣な表情で絵を描いていた。
若い頃、分もわきまえずに一時、美術大学に進学したいと思ったこともある爺さんは、その姿にうっとりとしてしまい、今年のプレゼントは、お絵かきセットに決めた次第だ。
爺さんは、高校2年生の頃、父親に「美大へ行きたい。」と言ったら、父親は「行ったらいい。そのかわり応援はしない。自分で行け。」と言われて、あえなく断念、これまた不似合いな法学部へ進学してしまった。
亜海ちゃんがもし将来、美大へ進学したいと言うようなことがあったら、私は応援してやろうと思う。
わが母に話したら、きっとまた「甘い!」と叱られるのだろう・・・・。
先週の土曜日に、小学校からの同級生で、私の歯の全面的な管理者である歯科医、山本敦君から、右上5番を抜歯された。「抜歯はいや!」という困った患者の吾がままに、彼は「もうだめ!」と決然として抜歯を敢行した。
彼の歯科医院で抜歯した自分の永久歯は、この世におさらばしてあの世へ行っても困らないように棺おけに入れて貰うため、1本残らず頂いて自宅へ持ち帰り大切に保管してある。
その山本医師が、「これ以上歯を失わなくていいよう、これからは君には、毎月来院してもらう。来なければこちらから呼ぶ。」と宣言された。
歯医者さんからお呼びが掛かるのは、私くらいではなかろうか・・・。
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