発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyo@ma.wainet.ne.jp
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

ご意見・感想等は発行人までお願いします。(^_^)  

No.91 乱杭(2000年9月9日)

◎只では起きないつもりが・・・・

 大枚を叩いて家族4人、アメリカくんだりまで出かけたのですから、これを出汁にパソコンのトレーリングをしようと思いついたのですが、甘い考えでした。乱杭Word2000が、まともに届かない人の何と多いことよ。良い勉強になりました。
 昨夜(8日夜)、写真を貼り付けたNo.5を受信された方には、受信に時間がかかって多大なご迷惑をお掛けしたのではないでしょうか?すみません。率直にあやまります。
 また、今回の乱杭Word2000のようなものの送付について、貴重なアドバイスをいただきながら、その助言をきかず、「折角教示しても、やろうとしなければ糠に釘!」とお叱りもいただきました。聞き入れようにも、それほどパソコンを操る能力がないのです。

 








 ところで、「糠に釘」と言えば、初夏から晩秋まで、私は毎年糠づけを作ります。毎日糠床をひっくり返し手間がかかるのは面 倒ですが、あのシャキシャキ、パリパリとした食感と独特の味わいには代えられません。最近は、水を混ぜてこねた後、1〜2回の捨て漬けだけで美味い糠づけが作れるアイテムが売られていて、私は、専らキュウリと大根を漬けて、夏場に食しています。今年は、ここまでの下準備を小ようのママさんがしてくださり、心配された8日間の渡米中は冷蔵庫の中で寝かせて、帰国後もその糠床を使い、今も美味しい糠漬けを食べています。
 さて、この糠床にサビた釘を入れてあげると美味しい糠漬けが出来る、と言う俗説があります。私は、この俗説を試したことはありませんが、一度やってみたいと思っています。しかし、これまでのところ「糠に釘」を入れるまでには至っていません。


◎帰路・岐路・キロ・・・?

 ボストンからの帰路、オプションで私達はロサンゼルスに寄りました。目的は、ディズニーランド。
 26日は、まる1日ディズニーランドで過ごしましたが、この施設の基本的な戦術が理解できたような気がします。 それは「驚かしてやろう!」。徹底的に「驚かしてたのしませてやろう!」のように思えました。「驚かす。」にも色々趣きがあって、所謂「ギョッ!」から「ヒヘー!」、 「アリャー!」、「マーッ!」。ありとあらゆる「驚き」を用意して時間を過ごさせてくれる所。それがディズニーランドのような気がします。
 私達が参加したオプショナルツアーは、午後7時にお迎えが来て、ロスへ帰るコースでしたが、現地へ行った事のある全ての人から、「夜9時からのナイトショーを見て来なさい!」と言われていて、1人$20の追加料金を払い、かつ私は午後6時から、そのショーを見るための場所取りをして「見て」きました。









 結論。見た甲斐はあった。エンターテインメントのツボどころをしっかり押さえた素晴らしいショーでしたが、ディズニー自体が「3時間」や「2時間」待ちの人が出てくることを想定したショーかと言えば疑問です。
 つまり、このショーを見るだけのために、じっと良い場所に座り込んでいる人が数千人の単位で出てこようとは、想定していなかったのではないでしょうか?
 ショーの主人公は、勿論「ミッキーマウス」ですが、彼が登場したとたん、世界中(主に南米と東アジア)の言語で「ミッキーマウス」と子どもたちの呼び声があがるのは圧巻。稀な体験でした。そうです、半数の客は、アメリカ以外の国の人のようでした。
 ディズニーランドは、現代の世界経済を背景とした、多種多様な民族、国家の岐路を映しているのかもしれない、と思いました。そこにたどり着くキロ数は、その民族、その人で様々であったとしても・・・・・。  

(つづく)

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