No.99 乱杭(2000年10月15日)
◎馬鈴薯(http://web.hakuba.ne.jp/potatoes/)のご縁

 ワープロ乱杭からの読書にはお馴染みの、長野県白馬村のペンション「馬鈴薯」で長男青が小学校6年生の時にご一緒になった、兵庫県伊丹市の安田信義さんと、今月からメールの交換がはじまった。
 話題は、完璧に『子供』のこと。当時「まんが大好き」少年だった長男が、こじんまりした馬鈴薯の玄関ロビーで「クスクス、キャラキャラ」笑い声を立ててまんがを読んでいたことがよほど印象深かったよ





 

うで、久ぶりに電話でお話をした際にも、真っ先にそのことが話題になった。
 長年のご無沙汰のお詫びがてら乱杭「渡米編」をメールでお送りしたら、安田さんのお嬢ちゃんは、マイケル・ケインの住まいから50kmと離れていないニューヨーク州ピッツフィールドのバークシャ・コミュニティー・カレッジに留学中とか。留学にあたっては、色んないきさつがおありになったようで、我が家も色んなことがありましたが、『子供』を軸にメールの交換をさせていただいています。これも「馬鈴薯」のおかげです。


サシバの渡り(金御岳探鳥会)

『9/27:512/666
9/28:474/1,140
9/29:5/1,145
9/30:0/1,145
10/1:6/1,151
10/2:0/1,151
10/3:0/1,151
10/4:1,905/3,056
10/5:1,390/4,446
10/6:49/4,495
10/7:565/5,050
10/8:0/5,060
10/9:1,012/6,072
10/10:3,546/9,618
10/11:3,145/12,763
10/12:2,254/15,017
10/13:495/15,512
10/14:1,242/16,754』

 これが、何の数字の羅列か、瞬時に判った方は「サシバ病」の罹患者です。しかも、かなり重度の。未感染の方のために、判読いたします。
 「9月27日、当日渡去数512羽、累計666羽。9月28日、当日渡去数474羽、累計1,140羽。」と読みます。











 従って、最後は「10月14日、当日渡去数1,242羽、累計16,754羽。」となり、かつ、この時期にこのようにして集中的に観察できるのはサシバ(小型の鷹)しかいませんので、そのカウント数であると推測できます。都城市の中原 聡さんが、毎日のようにメールで送って下さった、金御岳でのカウント数です。

 10月9日に野鳥の会宮崎県支部のサシバ探鳥会が当地で開かれ、初めて金御岳に行って来ました。午前中は、前日の雨が残り、「今日は、ダメ。」の幹事さんの判断で鳥合わせ(野鳥の会用語「観察できた鳥の種類・数をお互いに出し合い、確認すること。」)を始めた11時過ぎまでは、わずか15羽だったものが、その際中からぞくぞく飛び出して、千羽以上が出ました(同前「出現すること、観察できること。」)。聞きしにまさる数でした。途中誰かが、「誰が、体育の日の日にちを勝手に変えたんだ。体育の日は10月10日でよかったのに!」と不満を漏らしていましたが、御意。翌10日は、その3倍以上の3,546羽が観察され、11日は3,145羽と記録されています。しかし、よく継続して観察を続けておられるものだと、敬意を表する次第です。来年は有給休暇を取って10日・11日当たりに再度行って見たいと思います。

 

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