美麻づくり通信/2010年7月号
2010メンドシーノ交流事業
今回は、美麻小中学校5年生・6年生27人、引率者14人の計41人が5月14日〜5月21日の8日間メンドシーノを訪問しました。1992年(平成4年)の第1回訪問団から数えて10回目を迎えました。メンドシーノ・Kー8(ケーエイト)スクールとの国際姉妹校提携の調印を交わす記念の年でもありました。
調印式の当日はKー8スクールにおいて歓迎会と体験交流活動をおこなった後,場所をクラウンホールに移して調印式と交流パーティーが盛大に行われました。
- 主な訪問日程
メンドシーノに行って… (6年 宮田 翔平)
ぼくはアメリカに行って学んだことの1つ目は、アメリカの人は、日本の人よりやさしいことです。アメリカの人は、いつでもやさしくて、とても明るくぼくたちを迎えてくれました。ぼくは来た時から第2のふるさとになることを確信しました。
2つ目は、アメリカの食べ物はほとんど口に合わないことです。日本米はおいしいし、炊いたご飯はとてもおいしいですが、アメリカのお米は、おいしいけど、炊いたご飯はパサパサしていて、おいしくありません。そして、一番口に合わなかったのが、牛乳で炊いてあると思われるご飯です。食べれなかったので残しました。
3つ目に学んだことは、きずなです。日本とアメリカはすごく遠くて、言葉も通じないけど、心だけはつながっていることがわかりました。必要な言葉はしゃべるけど、キックベースをしたり、ゲームをしたりする時は、英語をわざわざ使わなくてもハイタッチやナイスと自然に出てきました。このことを学んで、人と話したりする思い方がかわりました。もう1回メンドシーノへ行きたいです。
メンドシーノは第2のふるさと・メンドシーノ最高!(副団長 山浦 和彦)
子どもたちは、5日間のホームステイを通して、ことばや人種や宗教が違っていても同じ人間であり、お互いに心と心が通じ合えるんだということを体験しました。すばらしいことです。まさにこれらのことが、海を越えて世界の平和を希求する原点のように思います。
本当に美麻の子どもたちは幸せです。そして、すばらしい子どもたちです。
また、私自身も訪問団の一人として貴重な体験をさせていただきました。心より御礼申し上げます。今後も、今回の経験を活かしてメンドシーノの皆様やK−8校との一層の強い絆で結ばれるよう力を尽くしていきたいと思っております。更に一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
メンドシーノ訪問を終えて(公募ボランティア 横川 泰恵)
今年は10回目の訪問であり,また国際姉妹校の調印式にも立ちあうことができ,ボランティアとして参加させていただき大変光栄でした。
昨年縁があり,芸術家交流の方たちと知りあうことができ、私の家にホームステイをしていただくことになりました。そこから子どもたちの受け入れもやってみたいと思い、ホームステイを申込んだところ、ヘイリーとメリアの2人の女の子が来てくれました。彼女たちから見せてもらったメンドシーノの写真や聞かせてもらった話から,ぜひ一度私も行ってみたいと感じました。
メンドシーノは私の想像以上に美しく素敵な町でした。町の中の観光や学校訪問も素晴らしい内容ばかりでした。消防署では消防車に乗せていただいたり、子どもたちは放水の体験もできました。小さい時からメンドシーノに行くことがわかっていたとはいえ、この年齢でクラスメートと2人で初めて会うアメリカ人の家に泊まるというのはすごく勇気が必要なことですが、全員が成し遂げたことは本当に立派でした。来年の受け入れが待ち遠しく、楽しみです。
最後になりましたが、このような素晴らしい貴重な体験をさせていただいたことに大変感謝しております。ありがとうございました。
メンドシーノ訪問報告会(ボランティアネットワーク前川浩一)
7月2日美麻公民館で2010年メンドシーノ訪問報告会が、ボランティアネットワーク主催で市長さんや訪問団長の教育長さんもお越しいただき開かれました。報告会では、映像を見ながら随行ボランティアが報告を行い、太鼓のシーンはビデオも流れ子供たちもそれを見て歓声を上げていました。また、訪問団の生徒による作文の発表や感想の発表があり、「アメリカの人の優しさを感じた」「アメリカは何でも大きかったが一番は人の心」など、大人顔負けの作文の内容で成長した生徒の言葉に、参加した大人たちも感心して聞きいっていました。なお2011年は7月にメンドシーノより訪問団がやってきますが、すでに計画の打ち合わせが始まっています。
美麻地域づくり会議 総会を開催
地域づくり会議の総会が5月26日(水)に開催され、平成22年度の活動が始まりました。
総会では次の内容で報告、決定がされました。
- 報告事項
- 市民農園管理業務の受託について
- 美麻地域づくり会議 細則について
- 議 題
- 平成21年度事業実施報告
- 平成21年度一般会計決算報告
〔収入〕〔支出〕科目 決算額 備考 会費 18000 @500*36団体 補助金 2,130,000 協賛金 198,000 @300*360団体 雑収入 204,968 参加負担金 繰越金 36,351 収入合計 2,587,319 翌年度繰越金 170,040円科目 決算額 備考 情報発信・情報交換事業 50,256 地域づくり調査研究事業 29,587 地域づくり活動促進事業 753,417 元気づくり支援金事業 1,195,342 一般管理費 22,457 繰出金 100,000 支出合計 2,417,279 - 平成21年度市民農園特別会計決算報告
- 平成21年度美し村開拓協議会特別会計
- 平成22年度事業計画
情報発信情報交換事業、地域づくり調査研究事業、
地域づくり活動促進事業(1.やまびこまつり参加、2.道の駅活性化事業、3.ふるさと美麻会交流事業、4.会員活動支援事業)、ふたえ市民農園管理事業、美し村開拓協議会事業 - 平成22年度一般会計予算
〔収入〕〔支出〕科目 決算額 備考 会費 20,000 @500*36団体 補助金 1,000,000 協賛金 188,000 雑収入 159,960 繰越金 36,351 収入合計 1,538,000 科目 決算額 備考 情報発信・情報交換事業 260,000 地域づくり調査研究事業 310,000 地域づくり活動促進事業 890,000 一般管理費 20,000 予備費 58,000 支出合計 1,538,000 - 平成22年度市民農園特別会計予算
- 平成22年度美し村開拓協議会特別会計
- 会長選出について
- 専門部会の構成について
- 役員選出
規約の細則について
細則は会の趣旨など、21年度に検討された内容を役員で協議し決定がされ、総会の報告事項で細則を定めたことが報告されました。会費についても細則で決定されました。
新役員の紹介
- 会 長:合津富吉【源流美麻太鼓の会】
- 副会長:宮沢雄一【公民館青具分館】(広報部会)
- 副会長:大塚一男【二重若連】(事業部会)
- 副会長:前川浩一【メンドシーノボランティアネットワーク】(市民農園部会)
- 副専門部会長:大塚裕明【個人】(広報部会)
- 副専門部会長:小林茂敏【バドミントン部】(事業部会)
- 副専門部会長:中島 満【個人】(市民農園部会)
- 会 計:細井 忠
- 事務局長:飯沢壮一
- 監 事:伊藤勝雄【千見自治会】
- 監 事:小林博一【千見自治会】
会長あいさつ
本年度も、地域づくり会議会長ということで1年間お世話になりますが宜しくお願いします。すでに今年度の事業は進行しておりますが、会員はもとより住民皆さんの絶大なる御協力をいただなければ完了できません。趣旨を御理解いただき応援をお願いします。【合津 富吉】
美麻地域づくり委員会 〜地域づくり委員に委嘱書交付される〜
平成22年5月27日、大町市地域づくり委員会設置条例に基づく、美麻地域づくり委員に市長から委嘱書が交付されました。
委員の任期は平成24年3月31日までの2年間となります。委員の互選により会長に北沢伊さ男氏、副会長に傘木則興氏が選出されました。
会議の冒頭、現行の過疎対策法の失効期限を延長し、平成28年3月31日まで過疎地域自立促進特別措置法が拡充延長になったことから、大町市美麻八坂地区を対象とした計画を策定することになりました。今回の過疎地域自立促進法では、過疎対策事業債をソフト事業へも充当するようになります。
過疎計画策定を(財)地方自治研究機構に調査研究企画を委託して進めていきますが、住民アンケート調査にご協力をお願いします。 《会長 北沢伊さ男》
大町市消防団第6分団役員紹介
平成22年4月1日付で役員の交代がありました。
新役員は以下のとおりです。
役 職 | 氏 名 | 地 区 |
分 団 長 | 伊藤 広一 | 青具 |
副分団長 | 倉品 秀也 | 大塩 |
救護班長 | 高橋 正彦 | 新行 |
喇叭班長 | 合津 英和 | 大塩 |
第1部 | ||
部長 | 安彦 克則 | 二重 |
先任班長 | 北村 泰洋 | 二重☆ |
班 長 | 鷲澤 伸 | 大塩☆ |
班 長 | 酒井 裕美 | 新行☆ |
班 長 | 成沢 司 | 二重 |
第2部 | ||
部長 | 北原 登 | 千見☆ |
先任班長 | 宮田 一彦 | 青具☆ |
班 長 | 宮下 博次 | 青具 |
班 長 | 安松雄一郎 | 青具 |
班 長 | 北原 和也 | 千見 |
☆印の者が地区担当となります、このメンバーで2年間お世話になります。
美麻保育園で交流会
6月26日、保護者作業及び発表会を無事開催することができ、関係者の方々に感謝しております。
昨年に引き続き、今年も「地域づくり会議」のメンバーや地域の皆様に、雨にもかかわらずお手伝いいただき、スムーズに作業を終わらせることができました。また、いろいろなアドバイス等もいただき、有難いなぁ と思いました。
作業終了後の発表会では、地域の皆様にも一緒に見ていただき、子供達は緊張しながらも頑張って発表をしておりました。
作業にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。また、9月の作業や運動会、1月の雪遊び等、地域とコラボレーションしていきたいと思っておりますので、ご参加いただき、子供達を見守っていただきますようお願いいたします。【みあさ保育園保護者会 北村 恵美】
自転車ロードレース開催
6月6日、自転車の第26回全日本学生選手権個人ロードレース(日本学生自転車競技連盟主催)が開かれ、北海道から鹿児島まで全国30大学の150人が、緑まぶしい山里を疾走しました。
2007年から学生や実業団の全国レースが毎年開かれており、今回も約90人の市民らがボランティアで運営に協力。学生たちは高低差約230メートル、一周12・6キロを13周(計約164キロ)に挑戦しました。コース近くの民家で火災が発生し、一時中断するハプニングもありましたが、レースは再開され、無事に終了しました。
今年もインターネットライブ中継
最近は携帯電話などでも個人が自由に情報発信する時代となってきましたよね~。
そんな時代を先取りしてインターネットを使った地域情報の発信を、昨年に続き、自転車レース(屋外から)のインターネット・ライブ中継という形で実施しました。USTREAM(ユーストリーム)という無料動画配信サービスと、家庭のケーブルインターネット回線に最先端の技術を乗せて6箇所から全世界へ配信しました。ホームページは1000人を超える方から見ていただけたようです。今回の配信はロードレース実行委員会の理解のもと、多くの個人、企業、地域の皆様のボランタリーな協力で実現できました。ありがとうございました。
(またやりましょう!) <住民ディレクター大町美麻テレビ>
(参加者の感想)
「イベントが重なって人手があまりにも足りない」と説得され、また中継カメラマンをやった。
東京からあずさで松本経由で大町へ、中継の翌日逆の経由で東京へ帰りました。
実行委員会から頂けるのは、ジャンパーだけです。
手伝う理由の1つは技術的な挑戦です。美麻はインターネットが充分とはいえません。通常私が東京で使っている回線の1/10のスピードです。
また、回線もどこにでもあるわけではありません。これらを各種機材でカバーをしていくわけですが、これらにも予算という壁があります。そんな中、昨年の中継の反省から機材は進化しました。しかも個人のボランティアで、
山里のあまり知られていない町で全国規模の大会を開き、それをネットで中継。しかも当日スポーツ中継のベスト10視聴率に入ったり驚く状況もなりました。この中継やっている時より、本番への準備が楽しいですね。こういう技術は災害時などへも応用が利きます。もっともっと洗練したシステムにしていきたいですね。(ライブ中継カメラマン 津滝)
美麻地区運動会
ここ数年天候不順でできなかった運動会を、本年は天候が不安定な中「美麻地区運動会」が5月30日に開催されました。運動会は、走ることがにがてな人・体力に自信のない人でも、安心して参加していだけるよう、体育連絡会の工夫されたプログラムで、老いも若きもみんなが楽しめ、地区住民のさらなる親睦を深め、よりよい地域づくりを行っていこうということで、田植えも終わり一息ついたところ、公民館役員を始め地区協力員のご協力により「市民参加と協働」のもと「15種目」の熱戦が繰り広げられました。
負けたのに喜んで勝ち誇った勝者、力のこもった綱引き大会など地区住民のふれあいの輪が広がった一日でした。
お知らせ
会員活動支援事業のお知らせ
地域づくり会議では会員の活動を支援・協力してます。
団 体 名 | 事 業 名 | 開催時期 |
しずかの桜環境守る会 | ホタルの里の復元 | 7月〜10月 |
美麻地区社協 | 梨嶺まつり | 8月28日 |
個人 | Iターンガイドブック作成 | 7月〜1月 |
個人 | お宝デザインコンテスト | 7月〜10月 |
美麻チャレンジ | 紅花いんげん(花豆)栽培 | |
ゴルフ・ゲートボール部 | 養蜂 | 通年 |
保育園保護者会 | 保育園の保護者作業 | 6/26(済),9/14,1/29 |
提案により実施することが決まった事業です(7月末時点)
- 会員の皆様の企画・提案事業をお待ちしております。
詳しくは、会員活動支援事業のページをご覧ください。
梨嶺まつりのお知らせ
「最近引っ越して来た方とあまり話しをしないねえ」、「帰りが遅いからご近所と話す機会がないなあ」など感じた事はありませんか?
地区社協では、隣近所が気軽に声がけし、近所づきあいできる地域づくりを進めようと、地域のみなさんに実行委員として協力いただいて『梨嶺まつり』を開催します。夏の終わりの一日を一緒に楽しみませんか。
◆主 催 梨嶺まつり実行委員会
◆日 時 8月28日(土)10:00〜14:30
◆場 所 美麻総合福祉センター梨嶺
◆内 容 子どもからお年寄りまで楽しんでいただける内容で計画中です。
<美麻地区社会福祉協議会>
やまびこまつりに参加しよう
第32回大町やまびこまつりが、8月7日(土)に開催されます。
美麻地域づくり会議では、今年も『みあさ連』として参加します。
今年のキャッチフレーズを、
「大勢の人との出会い大切に!!元気で楽しくおどろう」
としました。みんなで参加して祭りを盛り上げ参加しましょう。
◆参加申込み
7月30日(金)までに美麻支所まで連絡をお願いします。
◆おどりの練習日
日時:8月2日(月)午後7時から
場所:美総合福祉センター「梨嶺」多目的センター
◆当日のバスの運行時間や、集合場所は後日連絡します。
なお、大町合同庁舎駐車場にて午後6時から美麻おどり連の結団式を行います。
- 当日の様子は、やまびこまつり参加のページをご覧ください。
「美麻い〜とこよっとくれフェアー」開催のお知らせ
◆日 時 平成22年9月5日(日) 午前10時〜午後2時
◆開催場所 道の駅 ぽかぽかランド「美遊」
◆イベント内容
・岩魚のつかみ取り
・ゲーム、バーベキューコーナーほか
今年の美麻い〜とこよっとくれフェアは、第6回美麻市との共催で行います。
美麻市は、毎月第1日曜日を原則として開催しています。出店者、協力者を募集しています。
詳しくは、事務局(29-2311)まで。
添付ファイル: 07_07_01.jpg 276件 [詳細] 07_02_01.jpg 277件 [詳細] 07_01_05.jpg 284件 [詳細] 07_01_04.jpg 274件 [詳細] 07_01_03.jpg 276件 [詳細] 07_01_01.jpg 282件 [詳細] 07_01_02.jpg 264件 [詳細] 201007top.jpg 302件 [詳細]